ソーラーパネルの点検
内容
徳島市川内町にある「㈲アートセレクション」様の依頼でソーラーパネルの状況点検を
させていただきました。
店舗の屋根一面に張り巡らされたソーラーパネルの上で、カラスが何かしているみたいで、
凄い音が頻繁にしているらしく、ソーラーパネルがどんな状況か知りたいとのことでした。
140枚以上のモジュール(パネル)が設置されて範囲が広く、ピンポイントでの調査では、
効率が悪いようなので、今回は屋根点検アプリを使い、Mavic2zoomの出動です。
現場となる「Art Selection」さんは、徳島空港からの距離上、航空法のドローン飛行禁止
空域にあたるため、国土交通省への許可とFISS(飛行情報共有)登録を済ませての点検と
なります。風が少々ありましたが、風速チェックしたところ問題がなかったので開始。風が
あることと、広さのため2フライトになりましたが、無事点検修了。販売店スタッフの皆様に、
フライト中、DJIゴーグルで状況を見ていただき、大変よろこんでいただけました。
結果、鳥の糞まみれでかなり汚れていたこと、びっくりしたのは、すごい音の原因!
なんとカラスが「ジャンボタニシ」をつかまえて食べていたことによるものだったのです。
おそらく殻を割るために上空から落としたり、つついたりしてるみたいです。幸い割れている
ような箇所は見当たらなかったようですが、念のため業者さんに連絡して対応してもらうとの
ことでした。(画像赤丸印は、ジャンボタニシの殻)
ソーラー発電は、鳥の糞や割れにより、セルが能力を発揮できず発電効率が下がってしまい
ます。今回、破損は見当たりませんでしたが、鳥の糞によりセルが目隠しをされた状態となり
非常によくない状況でした。定期的な点検と清掃で効率よい運用をしないともったいない。
お家のソーラーパネルや屋根点検、雨どいの点検にドローンは屋根に上らず、今回のように
ゴーグルやモニターにより一緒に点検できますので、気になる方はぜひ、ご相談ください。
関係業者様から、協業や委託、運用のご相談もお待ちしております。