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高性能トイドローン『MAVIC MINI』

Mavic Mini レビュー

 

今話題のDJIドローン『Mavic mini』。

とりあえず、サクサクっと簡単レビューします( ´艸`)

 

まずは、重量です。ご存知の通り、このドローンは重量(バッテリー込み)が199gで航空法上は模型飛行機、つまりトイドローンに分類されます。

この199gという重量。これは、日本モデルの重量です。あきらかに日本の航空法を意識してます。これに対して海外モデルは249g。こちらはおそらく、アメリカでの規制を意識したものだと思います。当然、日本モデルはバッテリー重量も軽量化したため、最大飛行時間も18分となっています。あくまでも、メーカー公称ですので、飛行条件により実際はもう少し短くなると思います。おそらく、もうYouTubeを検索すれば飛行時間の実験的な動画があがっているのではないでしょうか(笑)。200g未満のドローンでしたら十分な飛行時間だと思います。

実物を見ると軽量化のため、4本のアームはかなり肉がそぎ落とされ、配線をウレタンぽい素材で覆い隠しているのが見て取れました。手に取った感想は、本当に軽い!例えるならスマホぐらいの重量です。

 

 

次は形状ですが、画像の通りMavicそのものです。わらえるくらい可愛い♡。上の画像はMavic2との比較ですが、そっくりですよね。しかし小さい、折りたたんでしまえば、スーツのポケットならすっぽり入ります。ジンバルは、このサイズではびっくりの三軸。さすが、ドローン界の王者DJIって感じです。プロペラはモーターに直付け、固定されていて取り外すには工具が必要です。センサー類に関しては、上位モデルとは異なり底面のみで、右下の画像にみえる前方のセンサーはよくできたダミーでした。バッテリーは、Telloと同様、後方から挿入するタイプですが蓋があることでMavic感?は失われていません。また、防塵効果も期待でします。電源スイッチは機体下にあり、その横にLEDランプでバッテリーの充電状況が分かるようになっています。ちなみに個人的に気に入ったのは、ボディー左右に書かれた199の文字。なんだかカッコイイ!

 

 

 

コントローラーは上位Mavicシリーズと共通仕様。映像伝送システムは拡張Wi-Fi、スパークやエアーのコントローラーと言っても間違いはないかと…。

専用アプリ『DJI FLI』。動画性能は2.7Kです。

 

まとめとしては、トイドローンで三軸ジンバル、GPSとビジョンセンサーによる安定のホバリングとRTH(リターントゥホーム)機能を持った『Mavic MINI』は、間違いなくトイドローンのトップに君臨することでしょう!

 

余談ではありますが、ネットには数回飛ばして、屋根点検に最適とかおすすめとか言う人がいますが、いくら性能が良くてもトイドローンです。軽い機体は風に流されやすく、家によっては電線の位置、庭にある大きな木、裏の竹林などなど複雑な条件がいろいろあります。拡張Wi-Fiは直線性が非常に強く、電波が途絶えてしまう恐れもあります。バッテリーに関しても点検に十分な飛行時間を確保できているとは言えません。完全に否定するわけではありませんが、屋根点検のようなビジネスで使うドローンは慎重によく考えたうえで購入、利用することが大切だという事を忘れないでいただきたいと強く願います。

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